歯科衛生士 国家試験と資格取得

歯科衛生士の資格は厚生労働大臣から交付されている国家資格になりますので、資格取得のためには、国家試験に合格しなければなりません。国家試験を受けるには、受験資格の取得が必要であり、高校卒業後、2年以上の歯科衛生士の養成施設を卒業しなければなりません。歯科衛生士養成施設には、文部科学大臣が指定する短期大学や、厚生労働大臣が指定する専門学校などがあります。

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受験資格

現在では全国に約140校ほどの養成施設があり、それらのいずれかを卒業することで歯科衛生士国家試験の受験資格が得られます。

また、海外の歯科衛生士の養成施設を卒業した人で厚生労働大臣から認定された人や、海外で歯科衛生士の資格を取得した人にも日本での国家試験の受験資格が与えられます。

国家試験と合格率

歯科衛生士の国家試験は1年に1回、3月の下旬に実施されており、厚生労働大臣の指定を受けて「財団法人 歯科医療研修振興団」が主催しています。

試験地は、北海道、宮城、新潟、東京、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄の10都市となります。試験はすべてマークシート方式での解答となり、試験科目は、解剖学及び生理学、病理学・微生物学及び薬理学、口腔衛生学、衛生学・公衆衛生学(衛生行政、社会福祉を含む)、栄養指導、歯科臨床大要(歯科臨床概論、歯科保存学、歯科補てつ学、口腔外科学、小児歯科学、矯正歯科学)、歯科予防処置、歯科診療補助、保健指導となり、合わせて200問が出題されます。

合格率は、毎回95%以上と非常に高く、養成施設で歯科衛生士に必要な知識や技術をしっかりと身につけていれば、ほとんどの人が合格できます。

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養成施設と臨床実習

歯科衛生士の養成施設には、現在のところ、4年生の大学はなく、短期大学か専門学校になります。ただし、4年制の大学を卒業した人が他の仕事をしたあとで、歯科衛生士を目指すという場合もあり、その場合は、2年以上の歯科衛生士の養成施設を修了しなければなりません。

全国に約140校ほどある養成施設の中で短期大学は10校ほどであり、残りはすべて専門学校になります。短期大学の中には、大学付属のところもありますが、いずれも、学習しなければならないカリキュラムが決まっていますので勉強する内容にはあまり変わりはありません。

また、通信教育で資格取得ができないかと探している人もいるようですが、歯科衛生士の資格は国家試験に合格しなければ取得できませんので、通信教育はほとんどないのが現状です。養成施設では最終学年になると、必ず歯科医院に実際に行って、臨床実習を行ないますので、通信教育では難しいということです。

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